韓国料理の作法と献立

韓国料理の作法と献立

韓国料理と日本料理の様式で大きく違う点は、日本では様々な模様や柄が描かれた陶磁器の器や木製の漆器類のお椀に塗りの箸が使われますが、韓国ではシンプルなステンレスやプラスティックの無地の食器と錫製の金属製の箸とスプーンを使います。

 

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マナーとしての特徴は、オンドルの床に立膝で座るのが正式な座り方ですので日本人から見るとお行儀が悪く感じるかも知れません。また、日本では「猫飯・犬飯」と言って嫌われる食べ方になりますが、韓国ではご飯と汁物を混ぜて食べる事は礼儀違反では有りません。

 

 

 

日本の場合では、お椀やご飯茶碗を口元まで持ち上げて食べる事がマナーですが、韓国では食器はテーブル上に置いたまま箸とスプーンを使って食べるのが正式になります。

 

 

 

大切なことは、韓国では目上の人が先に箸をつけてから他の人が箸を付けることが礼儀正しいマナーです。キーセンなどの芸者さんは別ですが、一般の女性は男性に酒類などの酌をしてはいけません。

 

 

 

◆韓国料理の献立「飯床=ハンサン」

 

日本で言う献立とか膳のことを飯床{ハンサン}と呼んでおりますが、朝食と夕食の献立のことが「飯床」で、昼食のことを「点心=チョンシム」といいます。この「点心」は日本では懐石料理や茶会席料理で「点心=テンシン」と呼びますが「心に点を付ける」という心配りの意味から来ています。

 

献立の考え方も日本料理と共通している事が多く、日本の「一汁三菜」や「二汁五菜」から始まって韓国独特の「ニ汁十二菜」まであります。「一汁三菜」とは1種類の汁物と3種類の料理を意味していますが「二汁五菜」では2種類の汁物と5種類の料理となります。

 

「ニ汁十二菜」と韓国料理独特の小皿料理だから出来る品数になります。